装飾とコスプレ

  

流行のコスプレ衣装やデザインを見つけるためのより精度の高い情報を得るためには、コスプレ販売員との日々の良好な人間関係も大切だ。仕入れたコスプレを顧客に積極的に販売してもらうために、コスプレ販売員の商品知識を深めたりするのもバイヤーの仕事である。また競合店の動向にも目を配る。コスチューム衣装のラインナップや価格帯など、自社商品との差異化を図ることもバイヤーには求められる。http://www.sexykosupure.com/  

同じデザインのコスプレ衣装なのに、関東ではクール系の色が、関西ではウォーム系の色が多く売れたりすることもあるそうです。

それはまた、季節や年によっても変化する。こうした各店舗や地域の売れ筋動向を敏感にキャッチし、商品を無駄なく流通させる。つまり売れる商品を、売れる店舗に。
売れ行きが鈍い商品を素早く消化した方がビジネスとしてなりたつと思います。

コスプレ衣装は個人でカスタマイズも出来るため、安くていい品質の商品が売れ筋かもしれません。  

コスプレブランド化するにあたって、ストリートファッションのセレクトショップの各店舗ごとの商品の売上、在庫、納品などの管理や分析を行い、商品を効率よく売り切るように采配を振るのがディストリピューターを参考にしたいと思っています。


物流と在庫管理のプロフェッショナルである。マーチャンダイザーやデザイナーが揮身の力を込めてつくり出した商品でも、ヒットするものもあれば、売上が伸び悩むものもあるそうです。

また、地域によって売れ筋が異なることがあるため、幅広いコスプレ衣装やジャンルをそろえないといけないのかもしれません。  

コスプレイヤーさんたちがコスプレ衣装を自作でパターンナーのように自由にカスタマイズするにようになって、コスプレ事業は変わってきました。

儲かっているファッションブランドで言えば、シップスの中村裕元副社長が退社し、レナウンなどの資本参加でネクステッジを設立し、セレクトショップの草分けが翌年にオープンしたシップスの前身である「ミウラ＆サンズ」で、ビームスが翌年に出店しました。

その後、メーカーだったトウモローランド、ベイクルーズがセレクトショップを展開しボリュームが出たそうです。

コスプレもブランド化することによってより一層価値が高まるのでないでしょうか。  

コスプレショップはひとつではなく多彩、なのにコスチューム衣装販売店のショップオーナーによる分かりやすいコンセプトが効いている、というのが衆目を集めた理由です。

歴史に名高いのは、ビームスとシップス、そしてビームスのマーチャンダイズ担当だった重松理氏がビームスを辞めて、ワールド創業者である畑崎庚敏氏らの支援の下に創設したユナイテッドアローズが御三家といったところ。3社合計の売上高が900億円に上る立派な小売業態だそうです。


それに比べたらコスプレ業界はまだまだ弱小かもしれません。